けん玉の運動面での効用
【米沢栄養大学:加藤教授との実験結果】
しっかり膝を使い、けん玉を続けていると心地よい汗をかいてきます。
米沢栄養大学の加藤教授との実験で下記のことがわかっております。
けん玉の運動は軽い体操から早歩き程度の運動に!
膝をしっかり使って「もしかめ」や「大皿ジャンプ」をする運動は軽い体操から早歩き程度の運動となります。研究における酸素摂取量のデータから、座位安静時の運動強度「1METS」とした場合、軽く膝を曲げ88拍/分のリズムに合わせてけん玉をすると散歩や軽い体操をした場合と同等程度の3.4±0.9METSの運動強度が示されました。また、深く膝を曲げて66拍/分のペースで行った場合においては早歩き程度の4.0±0.9METSの運動強度となりました。
けん玉は脂肪をエネルギーに変える有酸素運動!
今回の研究により、あらためてけん玉は脂肪をエネルギーに変えることができる有酸素運動であることもわかりました。有酸素運動ということで、内臓脂肪を減少させる効果が期待できるため、高血糖、高血圧、動脈硬化等の生活習慣病の予防や改善につながり、また、呼吸循環器系の機能向上が期待できます。
このようにけん玉は日々取り組む運動としても効果的です。いつでもどこでもスペースを使わず、長時間にわたりできる運動ですので、ご自身でスキルUPも楽しみながら、毎日の運動として取り組まれるのも良いでしょう。